睡眠
~陰陽バランス~
今回も、睡眠のお話を。12月のブログとは、また別の角度で…陰陽バランスで考えてみましょう。
陰陽とは中医学(中国伝統医学)において、体や自然界のすべてを陰と陽の二つの要素に分けてとらえた概念です。
例えば・・・
陽 | 陰 |
太陽 |
月 |
火 |
水 |
天 |
地 |
昼 |
夜 |
活動 |
睡眠 |
などなど。
睡眠は、「陰」にあたります。眠る時間の夜も、「陰」ですね。
それに対する「陽」は昼。“活動”の時間です。
陰陽の関係は、互いに相手を支えあったり、行き過ぎを制御するなど、協力関係にあります。
●活動するためには、睡眠が必要
●でも、眠ってばかりいても、身体は重だるくなって元気になれない
これが陰陽バランスを整えることに繋がります。
日中に太陽の光を浴びて活動することで、16~18時間後に眠くなる様に身体は出来ている
のは、以前のブログでもご紹介しましたね
(以前のブログも、是非合わせてご覧ください♪)
でも日中にしっかり活動していて、身体も疲れているはずなのに、眠れない
という方もいらっしゃるかと思います。
という方もいらっしゃるかと思います。
夜遅く運動したり、夜遅くまで悩みごとを考えたりすると
陰陽をめぐる気の流れが一日のリズムにしたがって変化せず、
夜間になっても陽(活動)の領域に気がとどまってしまい、陰(休息)がなかなか仕事ができなくなってしまいます。
・・・つまりは、不眠になってしまうのです。
また、ストレスの多い人や、日中に頭を使う作業の多い人は、
考え込んだり悩んだりしている状況になっているので、そのベクトルの向きが内へ内へ向かっています。 ⇉⇇
そのため、その後、内へ向かって来る陰は入るスペースがないので、夜になると目がさえて眠れなくなったりします。
陽は、熱や動きの性質をもち、活動や興奮と関係し
陰は、水や静寂の性質をもち、鎮静や滋養と関係するので
ストレス性による不眠の方は、昼間の活動や発散ばかりでなく、
不安な気持ちや悲しい気持ちを寝床にもちこまず、
その日あった楽しい出来事など、心が潤う(陰の水の性質ですね)ようなことを思い出しながら寝ることがとても大切です。
楽しい出来事なんてないよ、なんて思わずに・・・
「今日も風邪をひかずに過ごせた
」
「夜桜がキレイだった
」
「ご飯が美味しかった
」
な~んて事でいいのです。
眠る前に、3つ。
是非思い浮かべてみてくださいね
そんなことから、モビリティケア®の原理に繋がっていきますから♪
