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”身体”で感情を味わってみませんか? 陰陽五行から学ぶ 時間帯感情論等

~”身体”で感情を味わってみませんか?~

陰陽五行から学ぶ 時間帯感情論等

現代生活では、人や組織でも、思考やデータに偏りがちです。

そのため、モビリティケアサロンのセッションでは、身体を整えていく際に、
ご自身の身体の状況をよく感じてもらうことを大切にしています。

また、2025年春から毎月開催しているキネシオロジー講座では、
身体の声を聴く技術をお伝えしています。

講座では、思考を脇に置いて、判断を身体の感覚に委ねる生活を
してみませんかとお伝えしています。

(参考)モビリティケア・キネシオロジー講座
https://www.mobility-care-academy.com/news/196/

サロンのセッションでも、キネシオロジー講座でもお伝えしている
原理原則は一緒で、身体で感じる”快・不快”の感覚が大切です。

またもう一つ今日のこのブログでお伝えしたいのが感情の取扱いです。

キネシオロジー講座では、陰陽五行でいう木火土金水という観点から
感情を読み説いいていくことをお伝えしています。

陰陽五行では、字のごとく五角形で表現される図も有名ですが、
もう一つ、身体の経絡の関係性を示すのに「器官時間」とうものがあります。

24時間を12個に分けて2時間ずつ、それぞれの時間に、12個ある経絡が、
最も活性化する時間があります。

12個ある経絡は、ちょうど一筆書きで人体をなぞるようも並んでいます。

朝、悩みがあると身体が動きたくなくなるというのは、7時から9時、
9時から11時が、「思い悩み」の感情と結びつく胃経・脾系の時間にあたります。
朝に悩みがあると、学校とか会社行きたくない気持ちになりがちなものです。

ランチタイムからご飯を食べて満たされた11~15時までは、心経小腸経という
「喜び」の時間となり、おやつの15時の時間以降は、夜を迎える前に、「恐れ」の時間になります。

ニュース番組が多く組まれるのは、この恐れの19時の時間までです。

テレビ番組のゴールデンタイムと呼ばれるバラエティの多い時間の、
19時~21時までと、21時~23時までは、それぞれ、心包経、三焦経という
「喜び」の時間になっていて、映画やドラマで満たされています。

23時からの深夜時間は、「怒り」の時間で、”正義”を掲げることの多い
アニメが多く流れるのはこの時間帯になっています。

夜何かむしゃくしゃしたことが気になって眠れなくなるのも、この怒りの
感情が高まる時間がこの時間だからかもしれません。

それぞれが、「木・火・土・金・水」という五行と関連しているのですが、
この身体を流れる経絡の流れが、身体の上肢下肢を交互に流れ、それぞれ、
陰と陽が対になっているというところも、言えて妙に作られています。

上肢を通るのは、喜びと悲しみの感情を象徴する火と金です。

人は、上肢で手を使いこなすことによって、他の動物と異なる意識の次元を
手に入れましたが、それを象徴するのが、火と鉱物を使いこなせたという
ところに端を発しますが、期せずとも上肢にその2種が入っています。

下肢にあるのは、恐れ・怒り・悩みの感情になり、地球と繋がる下肢という
ことで、地球と繋がるグラウンディングに関連するようなイメージです。

こういった感情を身体で味わう感覚が、実はとても大切です。

冒頭に、思考とデータに偏りがちな現代生活で置き忘れてしまいがちなのが、
この身体の感覚とそれに紐づく”感情”の感覚です。

満員電車で感覚がシャットアウトされ、ハラスメントになるからとか、仕事だから
というような観点で、”怒り”や”悲しみ”の感情を、思考で理屈を無理やりつけて、
押さえ込んでしまったりしてしまいがちです。

そんな時に、経絡の考え方をヒントに、感情を身体で感じてみる時間を
取ってみる時間を持ってみることをオススメします。

身体の叡智を学ぶモビリティケア・キネシオロジー講座
https://www.mobility-care-academy.com/news/196/

文責:シニアコンディショナー 石井 聡